2000年11月18日





















生粋の21世紀コーギー







むぎ、びすけ、みるく




















謎の看板…













妖犬(実は狸の化身)





メートルをあげる黒牛

和気あいあい…

魔獣雪犬

走るイチジク浣腸

復活!ゾンビ犬!



 みなさん21世紀おめでとうございま〜〜す!今世紀も「たび犬むぎ」のHPをよろしくお願いいたしま〜〜〜〜〜す!     ギクッ!まだ全然20世紀じゃないかって…。いや〜「旅日記」更新するのがすんごくメンドくさいんで、暇なうちに書き貯めしておこうと思いまして…。やっぱりダメ? じゃあ「【前菜】牡蠣キャベツ包み、桜寿司、引き上げ湯葉、モッツアレラチーズのパイ包み焼」「【お椀】鮭白子豆腐」「【魚皿】大根釜金目鯛葛たたき茸あん」「【肉皿】牛肉赤ワイン煮」「【サラダ】野菜とくるみ」「【デザート】オリジナルアップルパイ、コーヒー」…。えっ?ペンションの今日の夕食のメニューを書き写してみたんですが、やはりお気にめしませんか?いったい貴方は私に何を要求しているんですか!(←お約束の逆ギレ)。はっ?一刻も早くこのくだらんHPを閉鎖しろ?やっと分かっていただけましたか!私も同感です!じゃあ、早速、すべての元凶の馬鹿犬を空き瓶に詰めて千島海流に… 。
 などと恒例の無意味な前文を書いているのは、今回の旅行、はっきりいって天気が良くなかったのです。したがって、「犬に役立つ」情報はいつにもまして正々堂々正真正銘のゼロ! 「ロト6」の一等4億円にあたった方と、死刑判決が確定し執行待ちで暇を持てあましている方だけにお薦めする当回の「旅日記」、ということで、たび犬、晩秋の裏磐梯にまたまた出撃して参りました! (←文章全体を倒置法で書いてみましたが、私の鋭い勘では皆様のお気に召していないと思います…)
 さて、今回の旅のテーマは「どうなる後継総理?」ではなく、「麺を極める!」。なんですかそれ?書いてる私にも分かりません?ケホケホ…(←労咳←仮病)、ということで、ご一行、まず都内で皮切りの“麺1号”としてラーメン(←それも気がつけば喜多方ラーメン!もしかして本物の馬鹿?)を食べてから、夕方6時に出発、一路、南東北の“定宿”、裏磐梯の「萌実の季」(TEL0241-32-2266 第3339章参照)に向かい、黒牛の神風運転で、9時20分到着。1泊2食8000円(冬期8500円)のこのペンション、このような遅夜着朝食のみにも対応で、なんと一人3500円という良心価格(?)。「何時に着いてもいいです!」(オーナー談)というだけに、のんびり出来る前泊もお薦め(ちなみに超多忙な貴兄の夕食には、猪苗代ICを出たところの「デニーズ」が23時まで営業…)。アルコールを何よりも唾棄するたび狸、“バー・タイム”(いちおう21〜23時だが有名無実?)の食堂に乗り込み、ビール&ワインフルボトルと、オーナー自慢のパスタ(麺2号)やスモークチーズなどをたいらげはや人格崩壊、バス・トイレ付きで計4部屋もある犬用貸切棟で「毛娘(モーむす)」を羽交い締めにして、秋の夜長は更けていくのでありました。
 さて翌日。前述したように天気は雨。本日襲撃するのは山形県米沢市で「わんこ学院」を運営する「びすけ&みるく一家」(略称・びすみる)。のんびりマイペースのびすけくんと元気溌剌お転婆娘みるくちゃんの二匹を、「特別わんこ鑑別所」出身の脛に傷持つ“くされ犬”が恫喝し、あわよくばお土産を貰おうという矮小な趣向。びすみるが住む米沢といえば、最近「米沢ラーメン」がブレイク(←いちおう業界用語を使ってみましたみたいな…、エヘッ! byイルカ)しているラーメンと蕎麦の町(←いつもながらの決めつけ)。ペンションでしっかり朝食をとった一家にはそれはどういうこと?そう、かくなる上は「肉を切らせて骨を断つ!」(←誤用…)まずは本場・喜多方ラーメンに出撃だっつつつつ!(←論旨不明)。ということでご一行は、途中の喜多方市で「秀月」(TEL0241-22-2249)「食堂なまえ」(TEL0241-22-6294)の麺3&4号を連続撃破!(唐突ですが「なまえ」には「中華そば」と「手打ちそば(むろんラーメン)」の両方があり、名物は後者なのでお間違えなく…)で、文字通り“何食わぬ顔”で、びすみる一家とご対面。返す刀で「米沢で一番旨い」と言われている「ひらま」(TEL0238-37-2083)に直行。この店、品書きの筆頭にひときわ大きな文字で「ジュース」と書いてあり、元々は“ジュース屋”だったに違いないとたび狸看破!(←みなさまによくフシ穴とお褒めいただいております…)。ともあれ“太麺&縮れ”の喜多方と違い“細麺&縮れ”の米沢ラーメン、これまた美味ではや麺5号制覇。ワシらって一体何? さて米沢といえば名君・上杉鷹山公のお膝元、(←いや、アッシが見たわけじゃないんですが…)、となれば、観光地も沢山あるはず。で、お約束の言葉?「そんなことぐらい自分で調べなさい!」? ブッブ〜〜! 今回は「そんなことは、びすみる家に直接聞きなさい! ピンポンダッシュも可!」。それより聞いてくだせぇ旦那!不肖・たび狸、観光中にとんでもないもの見つけちゃいましたよ!その名も神社「犬の宮・猫の宮」!!!!!!!!
 米沢市の隣町にひっそり存在するこの神社、まず訪れた「犬の宮」その由来は…

 「和銅年間の頃、この村は毎年二回、郡の役人に“人年貢”を差し出すことになっておりみんな困っていた。ある時旅の僧がこの話しを聞き、何者かの仕業と推察し策を授けた。村人たちは早速役人のもとに行き、甲斐の国から借りてきた“三毛犬”(←トライ?)と“四毛犬”(←?????)を役人にけしかけたところ、乱闘になり、倒されたのは役人ではなく二匹の大狸(←!!!)と多数の“荒狸”(←!!!!!!!)であった。犬も傷つき倒れ、村人はそれを弔うため神社を建てたところ、この里は難産もなく産まれた子供は無事に育った…」というもの。狸、思いっきり悪者!!“荒狸”って何???ワシのことか? さらにびっくらこくのが(←死語)その隣の「猫の宮」、その由来…

 「その70年後。この村に信心深い庄屋夫婦がいた。ふたりには子供がなく、丈夫な猫が授かるように祈っていた(←なぜ子でなく猫を!論旨不明…)。ある夜、観音様が夢枕に現れ「猫を授けるから大切に育てよ。さすれば村中安泰、養蚕が盛んになる」(←その因果関係はなに?)と告げた。庄屋は猫に「玉」という名を付け大変可愛がったが、不思議なことに何処に行くにも傍らを離れず、何者かを狙うがごとく睨み据え、その異常さに思いあまった主人は、ある日隠し持った刀で切り捨てた(←どうしてこんな滅茶苦茶な展開に???)。ところが猫の首は天井裏に飛び、隠れていた大蛇の首に噛みつき殺してしまった。大蛇は昔、犬に退治された古狸の執念の姿であった。猫は庄屋を守るための振る舞いで、庄屋は猫を篤く弔った…」とのこと。狸、またもや思いっきり悪者!!!しかも執念深し!!!!! さらになぜ狸のくせに大蛇に化ける必要が?? もしやコスプレ狸????? 全く持って理解不能!それではみなさんご唱和を、ハイ!「心あたたまる話じゃのぉ〜…」。ということで、当家の“二毛犬”(狸の化身)、妖気を感じたか無為徒食の後ろめたさで社殿に近づくことを拒否!犬の肝試し(?)には最適のミステリースポットです。
 さて、ご一行は、この後、高畠町の「高畠ワイナリー」(TEL0238-57-4800入場無料)へ。山形名物の葡萄を使ったこのワイナリー、なんと試飲は徹底的に飲み放題!売店も広く、チーズやジャムなど充実の副産品もなかなかの美味。さらにかさに掛かって襲撃するは米沢市内の「東光の酒蔵」(TEL0238-21-6601入場310円)。古い造り酒屋を改装した資料館併設で、これまた試飲は飲み放題。「くれる・もらう・タダ」という言葉を何よりも愛する物欲の女・黒牛は、土間に腰を落ち着けラッパ飲みを始める始末。その後、市内の「わんこ学院本校舎(別名・民宿びすみる)」にお邪魔して、びすみる&むぎの闘犬大会。結果は厚い肉襦袢に身を包んだ巨大なましろ犬にみるくの牙が届かずむぎの辛勝。そんなこんなで時間が過ぎるうちに、雨は雪に変わり、きっと君は来ないウウウ〜サイレン・ナイ!ウ〜〜〜、フォーリン・ナイト!!!!! コホン…ともかくまた来ますぜ!その時は校長先生&びすけママ、米沢牛の踊り食いをヨ・ロ・シ・ク!(by矢沢犬吉。提供ファミリーマート)。そして雪はますます本降りになり、裏磐梯に戻った時には一面の銀世界。おなじみ雪を見ると精密機械のように必ず発狂する白痴犬(←狸の化身←くどし)を“隠し持った刀で切り捨てた”ことはいうまでもなし。一家は冒頭に書いたような美味夕食をいただき、再び夜食にパスタ6号を食べながら、馬鹿犬の菩提を弔ったのでありました…。
 さて、翌日、この日も残念ながら雪模様。「チェーンを巻くぐらいなら新車を買ったほうがマシ!」と日頃から公言するほど、一切の肉体労働を嫌うたび狸、これ以上降る前に早々の戦線離脱を決定。まるで阪神タイガースのような潔さ! しかしむぎは「せっかくの雪なのに…」と、まるで、遭難してサハラ砂漠のど真ん中にあるジュースの自動販売機にやっとたどりついたのにポケットには新500円玉と2千円札しかなかったような半ベソ顔…(←えっ?ますますわからないですか?)。仕方なしに、れんげ沼の芝地に離して尻尾の導火線に火をつけたところ(←自爆装置内蔵型)、またもや大狂乱の御様相!吹雪の中、散々遊んで、そろそろ電池が切れてきたころを見計らい、ショットガンで撃ち弊し、燃えないゴミの袋に入れて車に回収。で、犬が居なくなり身軽なワシらは、裏磐梯で一番美味しいと言われる一日少量限定の手打ち蕎麦処「会津」(TEL0241-32-2311 ホテル白雲荘内)と、猪苗代町で一番美味しいといわれる蕎麦屋「しおや蔵」(TEL0242-62-2330)を絨毯爆撃して麺7号8号を食し今回の「麺道求道の旅」を完結。して、その勝負は?う〜ん、やっぱり貴乃花ですかねぇ…(←事なかれ主義)。 最後に猪苗代IC近くの薄皮饅頭の「柏屋」(TEL0242-63-0175)と、当家お薦めの会津地場菓子チェーン「太郎庵」(TEL0242-62-5558)でいろいろなお菓子を購入。特に太郎庵の美味自家製ジェラート(今回は栗!)には死んだはずの犬もゾンビ化して這い出してくる始末…。で、そのまま高速に入ると、会津を出た瞬間から東京に着くまで全部晴れの良い天気!! この「えせ晴れ犬」が!!!!!!!!!!!!ということで、犬は本来は家庭ゴミですが、内緒で那須高原SAのゴミ箱に捨ててきました。いかがでしたでしょうか今回の旅日記?そんなことで次回の更新は2062年春の予定!皆様も麺だけに長〜い気持ちでお待ち下さい!!!では、笑点、今週はこのへんで終わらせていただきます!♪ブンタカスチャラカ、スットントン〜(←林家喜久蔵か?)。

(CM)

「日曜夕刊の小林完吾です。いま入りましたニュースによると次回から『たひ犬むきの旅日記』が始まるということです。なぜ「”」が落ちたかについては、現在、所轄署で厳しく取り調べ中です」(←なにこれ?)



 はい今日のコンサートはおしまいだよ〜。お嬢ちゃん生写真あるよ〜。「犬とV6」「犬とDaPump」「犬と冠二郎」…(←おいおい…)