涙の「わんこ犬」


96年6月8日
結構なお手前で・・・
 「これだけの大病。治ったこと自体が奇跡だから、一生、虚弱体質なのは覚悟して下さい」。そんな先生の言葉に全面的賛同するように、むぎは全く餌を食べない。液体ぶどう糖でなんとかカロリーを補いつつ、フードを根気よく与えるも全然ダメ。ところがある日、むぎ母が一粒ずつフードを手渡すと食べることを発見。しかも、そうすると結局全量食べてしまう!まさに「盛岡わんこそば」状態!手間がかかることこの上なし!
 このように徐々に体力をとりもどしつつ、次には、「フード、缶詰、補助ビタミンを混ぜると食べないが、それぞれ別なら食べる」という「懐石犬」状態に突入!むぎ父「これはいやがらせだ…」と確信。そして現在は(1)口に入る大きさで(2)歯が立つ固さで(3)胃に入る量なら、なんでも食い尽くすという「ピラニア犬」に。あまりの快食快便快眠快運動量に「少しは後遺症があってくれても…」と思うむぎ父であった。