命名。そして、すぐ挫折・・・


96年5月14日
大きくなっちゃって・・・
 夫婦に拉致されたDAH…(さらに略)嬢は、その容貌とかねてよりの家訓から、芸名「むぎ」と名付けられる。名の由来は映画「イウォ…」(こじつけなので省略)。しかし、むぎ父は幼い彼女に「麦乃助」「犬の介」「ねぎ」「ぼんぼこ」「動物」など勝手な源氏名を与え困惑させる。
 愛に満ちた子犬との新生活…。ところが、むぎは、なんとその翌々日に嘔吐&水様便でいきなり意識不明の危篤状態に。近所の獣医さんに慌てて診せると「ジステンバーか重症の肝炎」(ダブル役満両面待ち)との診断。いずれにせよ、すでにショップで潜伏期間にあったのは確実。幸か不幸かショップの付属病院があり運び込んだところ「ダメですね交換しましょうか?」とのあっさりしたお答え。「絶対イヤ!」と拒否したところ渋々入院。
 そしてそれからなんと1ケ月。点滴&抗生物質を射ちまくられ、ヘロヘロになりながらも、ずいぶん大きくなって、奇跡の生還を果たす。安堵の中にも、むぎ父は「2〜3日考えていたら、この子はもう死んでいた」と、購入時に熟慮を説いたむぎ母をいたぶりながら、「一番可愛い子犬時代を損した!」と、セコイ事を考えていた…。